からぎぬた


昔、 旗で織った布を とんとんと打ち、 柔らかくしたり、 つやをだしたり 秋の夜の

あちらこちらの 家から 聞こえていた 砧の音。 その風情ある素材は、 多くの歌や詩、

音楽に 使われています。

『どこからともなく 砧を打つ音がし始まると、 その内に、 あちらからも、 こちらからも

聞こえて来る。 あるいは早く、 あるいは穏やかに、 流れる様に、 走る様に、 聴く人の

心をもまた、 その調子に 引き込ませるのである。』 宮城道雄著随筆 『雨の念仏』より。


今回は、 子供たちの演奏で、 抜粋となっています。

 

唐砧

宮城曲gaido/entori/2007/1/1_sheng_tian_liu_gong_cheng_qu.htmlwu_ta_qu.htmlshapeimage_2_link_0